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報告書

FCAによる大型軸方向非均質炉心の炉物理研究(VI)

飯島 進*; 岡嶋 成晃*; 早瀬 保*

PNC TJ2500 86-002, 126 Pages, 1986/03

PNC-TJ2500-86-002.pdf:3.76MB

高速臨界集合体FCAを用いた大型軸方向非均質炉心模擬実験の一環として,FCA8-1集合体による実験が行われた。FCA保有燃料の制約から,大型炉の全炉心規模の模擬体系は組めないため,部分模擬体系により,軸方向非均質炉心の軸方向核特性と径方向核特性を別々に測定することとした。8-1集合体は径方向核特性を測定するための標準体系であり,軸方向非均質炉心の炉心燃料を模擬したテスト領域を濃縮ウランドライバーで囲んだ,セクター型模擬体系である。実験では臨界特性のほか,軸方向非均質炉心の径方向核特性として反応率分布と反応率比,出力分布,物質反応度価値およびB4C制御棒反応度価値を測定した。実験解析では核データとしてJENDL-2を使用し,原研の高速炉核特性計算コードシステムを用い,計算精度の評価を行った。実験では内部ブランケットにより,その周辺部の中性子スペクトルが変化し径方向出力が平坦化することが観測された。また解析では,U-238を除く核分裂反応率分布において,内部ブランケットでの計算値の過小評価が見られた。

報告書

軸方向非均質炉心模擬実験の検討 FBR炉心設計(JUPITER)専門委員会 軸非均質炉心実験検討ワーキング・グループ報告

吉田 弘幸*; 石黒 幸雄*; 中野 正文*; 稲垣 達敏*; 関 雄次*; 井上 幸太郎*; 鈴木 聖夫*; 加藤 恭義*; 白方 敬章; 池上 哲雄

PNC TN241 84-07, 16 Pages, 1982/10

PNC-TN241-84-07.pdf:0.37MB

FBR炉心設計(JUPITER)専門委員会の中に標題の検討を目的とした軸非均質炉心実験検討ワーキング・グループを設立し,1982年7月から10月にかけて4回の検討会を開催した。本グループは軸方向非均質炉心に対する炉物理実験の必要性,この炉心概念の炉物理的特徴に着目した模擬実験に関する議論を行ない,一応の結論を得たのでここに報告する。本ワーキング・グループは炉心概念の優劣を議論し,決定する場ではなく,明確かつ決定的な次点の指摘がないかぎり,模擬実験の意義づけと実験内容に議論を集中する立場をとった。1000MWe級高速増殖炉の設計例による均質炉心,径方向非均質炉心,軸方向非均質炉心の比較検討によると,軸方向非均質炉心は,比較的単純な炉心構成によって,適切な増殖性と高い安全性を確保する可能性を有し,均質炉心,径方向非均質炉心と比肩できる炉心概念である。軸方向非均質炉心は,内部ブランケットが炉心によって囲まれた形状を有し,内部ブランケットの軸方向および径方向の広がりの双方によって炉心結合度に影響を及ぼす。したがって,内部ブランケットの寸法,形状が出力分布,反応度価値分布に影響を及ぼす可能性が大きい。更に,炉心が内部ブランケットによって分離されていることにより,特に,制御棒部分挿入時の種々炉物理特性はこの炉心概念に特徴的なものとなる可能性が大きい。均質炉心に対するJUPITER-I,径方向非均質炉心に対するJUPITER-IIの実験とその解析によって解決する点も多々あると考えられるが,大型炉心に関する軸方向非均質炉心の炉物理実験は未だ行なわれていないので,上述軸方向非均質炉心の炉物理的特徴を考慮した模擬実験を行なう必要がある。

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